5月の誕生石と誕生花
5月の誕生石と誕生花
スズラン(鈴蘭)とはユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)スズラン属に属する多年草の総称です。
君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名も有ります。
鈴のような小さい白いカップのお花と葉は、蘭の葉に似ているところから「鈴蘭」と命名されたと言われています。
とっても可憐な花なのですが、実は毒性が強いのも特徴です。
強心配糖体のコンバラトキシン (convallatoxin)、コンバラマリン (convallamarin)、コンバロシド (convalloside) 等を含む有毒植物なのです。
有毒物質は全草に有りますが、特に花や根に多く含まれています。
摂取した場合は、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺等の症状を起こし、重症の場合は死に至ることすら有ります。
北海道等で山菜として珍重されるギョウジャニンニクと似ていることもあり、誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られます。
スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例も有ると言います。
ですから、昔は食卓に飾ってはいけない花だったそうですよ。
スズラン属の日本在来種はConvallaria keiskeiのみで、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生しています。
北海道を代表する花としても知られていますね。
観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズラン(C. majalis)です。
日本に野生するスズランと比べると花の香りが強く、大型です。
またスズランの花茎が葉より短いのに比べ、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さか其れ以上に伸びています。
花色は白が普通ですが桃、紅等もあり、葉に斑(縞)の入った品種も有ります。
エゾスズランと言う花も有りますが、これは別目のラン目ラン科の植物に成ります。
ところで、ヨーロッパでは、今年の5月1日が「ミューゲ(スズラン)の祭日」って知っていましたか?フランスやイギリスではこの日、恋人や友達にスズランを贈る習慣が有るそうです。
贈られた人は幸せになれると言う言い伝えが有るそうで、その事から花言葉は「幸福が訪れる」「幸福の再来」等幸せを呼ぶ花として親しまれているのでしょうか。
ですから、ブーケにスズランを入れると幸せになれるとも言われていますよね。
6月の花嫁にお勧めのお花です。
又、スズランの花色は、「白」だけだとおもわれがちですが、ピンクも有るそうですよ。
北海道で見られるそうですが、機会があれば是非見てそうですね。
さらに、フラワーセラピー効果として、精神安定効果があり、心を穏やかにしてくれる作用が有るので、リビングルーム等常に目に触れる場所に飾るようにすると良いですよ。